アビリティの遺伝

最初に要約

• 原則として、色遺伝の遺伝法則と一緒です。
• ただし、アビリティは進化によって変わることがあるので、そこだけ注意して扱います。

遺伝子

1匹のチャオは10個のアビリティ遺伝子を持っています。
SwimからStaminaまでなら5個のように思われますが、それぞれに「発現する遺伝子」と「隠れた遺伝子」があるので、合計で10個の遺伝子になるわけです。
それぞれの遺伝子は独立していて、互いに干渉することはありません。

アビリティ遺伝子の例

遺伝

遺伝はアビリティごとに全く独立したものとして考えることができます。
まず、両親それぞれの遺伝子のペアのうち、どちらの遺伝子が受け継がれるかランダムで決まります。

選ばれた2つの遺伝子は、子の遺伝子に格納されます。
このとき、どちらの親の遺伝子が発現するのかはランダムです。優劣はありません。
こうして、両親から少なくとも1つずつ遺伝子を受け継いだ子が誕生します。

進化

進化のときは、そのタイプに対応する発現している遺伝子のみが1ランク上がります。
隠れた遺伝子は変わりません。

初代遺伝子

ガーデンに始めから置いてあるタマゴ、闇の取引所で売っているタマゴ、プチガーデンで売っているタマゴから孵化したばかりのチャオは、「発現する遺伝子」と「隠れた遺伝子」が一致しています。
このときの遺伝子を、初代遺伝子と呼ぶことにしましょう。

チャオが進化するとき、初代遺伝子は失われてしまいます。
したがって、色の遺伝では「初代」としていたチャオでも、アビリティの遺伝では2代目以降と同様に考える必要があります。
親の進化前のアビリティが子供に発現しうることに、注意したほうがいいでしょう。