チャオの歴史
チャオというキャラクターは、いつ生まれたのでしょう。
皆さんは、ドリームキャストというゲーム機をご存知ですか?
むか〜し(といっても98年)、セガからそういう名前のゲーム機が出てたんです。
「湯川専務のCM」などで、話題になりました。
・・・えっと、分からない人は、「そういう名前のプレステやゲームキューブとは違うゲーム機があった」という理解で結構です。
別にこの話題を掘り下げる気は全くありませんので。
チャオは、このゲーム機で発売された「ソニックアドベンチャー」というゲームで、初めて登場しました。それが、1998年12月23日。
だから、チャオファンの中では、この日を「聖誕祭」として盛大に祝う習慣があります。
これが、いわゆる「ソニアド1」です。
色んなサイトでこの略称は使われますので、覚えておきましょう。
このゲームが、チャオのシステムのおおもとになりました。
ただし、当時はヒーローチャオやダークチャオはおらず、またいくつかシステムが違っていました。
さて、それから2年半後、チャオファンが待ちに待った続編が発売されます。
これが、「ソニックアドベンチャー2」(ソニアド2)。2001年6月23日発売です。
このゲームでヒーローチャオ・ダークチャオが初登場。チャオの楽しみが一気に広がりました。
2001年 | |
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3月 | ドリームキャスト生産中止 |
6月 | ソニアド2発売 |
9月 | ゲームキューブ発売 |
12月 | ソニアド2バトル発売 |
ところで、話は少し前後します。
この年の3月、セガがドリームキャストの生産中止を発表しました。つまるところ、売れなかったんですね。
しかしソニックというキャラクターはセガの大事なキャラクターですので、これから先も活躍して欲しい。
そこで、この「ソニックアドベンチャー2」を、当時発売直後だったゲームキューブに移植することにしたんです。
これが、「ソニックアドベンチャー2バトル」(ソニアド2バトル)。2001年12月20日発売でした。
しかし、単なる移植ではなく、新たに「チャオカラテ」や「闇の取引所」が追加され、チャオのバリエーションや楽しみがさらに何倍にも膨らみました。
イベントなどで珍しいチャオがダウンロードできたり、色々と盛り上がりました。
さて、ゲームキューブしか持っていない人にとっては、当然ソニアド2バトルしか知りません。
となると、人間の心理としては、ソニアド1をやりたくなるものです。
そこでソニアド1をリメイクしゲームキューブに移植されたのが、「ソニックアドベンチャーDX」(ソニアドDX)です。
2003年6月19日発売で、ソニアド1の伝統的な要素とソニアド2以降の最新の要素を組み合わせたチャオ育成システムになってます。
現在のところ、本格的にチャオを育成できるゲームは大まかにいってこの4本です。
他にもPC版や廉価版、国際版というものもソフトによっては存在するのですが、大きな違いはないため省略させて頂きました。
(バグが取られているなどの多少の違いがあるものもあります)
また、この他に簡易育成機能がついているものとして、
ゲームボーイアドバンスの「ソニックアドバンス」シリーズと、プレイステーション2「セガスーパースターズ」があります。
いずれも「進化」や「繁殖」などの要素はなく、単に木の実などを与えて楽しむだけ、のようです。
さらに、いわゆる「ゲスト出演」であれば、セガの数多くのゲームに登場しています。
(具体的にリストを挙げるのは多すぎるので割愛します)
昔の某サッカーゲームでは「チャオが11匹」というチームが隠しで登場するとかしないとか・・・
また、ソニックを題材としたアニメ「ソニックX」(03年4月〜04年3月)にも、チャオは登場します。
主に登場するのはクリームというキャラクターの相棒のチャオ・チーズですが、チャオ単独でも出てきます。
次の目標は・・・チャオが主役のゲームですかねぇ?(笑)
(いや、あくまでも夢ですよ、夢)
このように、チャオは色んなところに登場しています。
ひょっとしたら、あなたの近くに実はいたかも!?
なお、この歴史はチャオだけに絞った解説をしているので、ソニックのゲームソフトについてもっと知りたい人は、他のホームページを参照して下さいね。